脳出血からの回復記録
2026年5月30日、脳出血を発症しました。
右半身に麻痺が残り、言葉にも障害が生じました。利き手である右手は、腕も指もまったく動かない状態でした。
このページでは、発症後に「何ができなかったのか」「いつ、何ができるようになったのか」を時系列で記録していきます。
回復は一直線ではありません。できたと思ったことが、次の日にはうまくできないこともあります。
それでも、少しずつ変わってきた身体の状態を、できるだけ正確に残していきたいと思います。
※これは私個人の回復記録です。同じ病気でも、症状や回復の経過は人によって異なります。
発症から回復期病院への転院まで
| 時期 | 身体の状態・できたこと |
|---|---|
| 5月30日 | 脳出血を発症。右半身の麻痺と言語の障害が生じる |
| 入院初期 | 言葉が十分に出ず、文字入力も難しい状態 |
| 急性期病院 | 長下肢装具を使い、理学療法士に背後から抱えるように支えてもらい、1周約100メートルの病棟を1〜2周歩く練習をする。自力歩行ではなく、療法士の力で身体や足を動かしてもらっていた |
| 発症約2週間後 | 動かない右足が歩けるようになるのか、理学療法士に質問する。「足に力を感じるから動くようになる、そのうち歩けるようになる」と言われ、希望を持つ |
| 6月26日 | 回復期病院へ転院。歩行・トイレ・着替えなどの目標を設定 |
右手・右腕の回復記録
| 時期 | 身体の状態・取り組み |
|---|---|
| 発症直後 | 右腕も指も、自分の意思ではまったく動かない |
| 急性期病院 | 電気刺激などのリハビリを受けるが、目に見える動きはまだない |
| 6月末〜7月初旬 | 車椅子に座り、右手に歯磨き粉のチューブを乗せて、握る動きをイメージする |
| 7月12日 | 右手・指はまだ動かず、不安が続く |
右足・歩行の回復記録
| 時期 | 身体の状態・できたこと |
|---|---|
| 発症直後 | 右足を自分の意思では動かせない |
| 急性期病院 | 長下肢装具と療法士の介助による歩行練習を行う |
| 6月26日 | 装具を使って一人で歩けるようになることを、回復期病院での目標に設定 |
| 7月初旬 | 右足への体重移動や歩行練習を続ける。左足に頼りやすいことが課題 |
| 7月12日 | 左右を同時に触られると気づかなかったが、右足だけを触ってもらうと、ほんのかすかに触れられている感覚を認識できた |
7月12日は、右足の感覚が突然はっきり戻った日ではありません。
それまで感覚がないと思っていた右足に、注意深く確かめることで小さな感覚があると初めて気づいた日です。
自分の足の状態を目で確認しなければ分からなかった私にとって、それは「ロボットではなく、人間に戻りつつある」と感じられる出来事でした。
言葉の回復記録
| 時期 | 身体の状態・できたこと |
|---|---|
| 発症直後 | 言葉を出すことや、相手の言葉を理解することが難しい |
| 発症約1週間後 | 少しずつ言葉が出るようになる |
| 発症2〜3週間後 | ぎこちないながらも会話ができるようになる |
| 回復期病院への転院後 | 仕事やこれまでの生活について話しながら、言語リハビリを進める |
日常生活の回復記録
| 時期 | 生活の状態・目標 |
|---|---|
| 6月26日 | 車椅子を使って一人でトイレへ行くこと、一人で着替えることを目標に設定 |
| 回復期病院の初期 | 週2回の入浴には介助が必要 |
| 同時期 | 病室ではベッドに寝ず、車椅子に座って過ごす |
私の最終目標
私が目指しているのは、身の回りのことができるだけではありません。
またギターを弾きたい。
ロードバイクに乗りたい。
ゴルフをしたい。
車を運転したい。
以前と同じように、自分のやりたいことができる生活に戻りたいと思っています。
目標は高く。
そこまでの道のりは現実的に。
あきらめない。奇跡起こす!
これからも、このページに回復の記録を追加していきます。
発症からの体験記を読む
- 脳が壊れた日|脳出血で言葉と右半身の感覚を失った朝【第1話】
- お先真っ暗|脳出血後、失語と右半身麻痺に気づいた急性期病院【第2話】
- 拠り所|脳出血の急性期リハビリ、長下肢装具で歩いた日【第3話】
- 目標は、そこじゃない|脳出血の回復期リハビリで決めた本当の目標【第4話】
- 動かない。それでも動かす。|脳出血で右手が動かない片麻痺リハビリ【第5話】
- いつ動くんだろう。|脳出血で動かない右手、期待と不安のリハビリ【第6話】
- 第7話「ロボットじゃない。」